足もとのNY市場は、議会で新型コロナ対策の予算がすんなり通過しないと株価が売り込まれ、FRBが上限を決めない債券購入の新たなQE4を正式発表しても株が上昇したのはほんの一瞬で結局米株は崩れだすという、株上げに関してはほぼ手立てを失ったような状態が続いています。...
FXコラム
ドル円はここから25日前後の相場の動きに注目
先週驚くほど上昇し、とうとう111円台まで登りつめたドル円ですが、さすがに111円台ではそれなりの重さも見え始めており、ここから一直線に112円台を超えて上昇するかどうかはまだまだはっきりしない状況が続いています。このドル円の先週の上昇ですが、とにかくドルに対...
需給ひっ迫とはいえ明らかにやり過ぎのドル円上昇相場
ようやく激しい値動きの為替の一週間が終わりました。株式市場ではとにかく売れるものはすべて売ってドルの現金を手にするという極めて特殊なパニック相場が展開することとなりましたが、その傍らでドル円はみるみるうちに上昇をはじめ、とうとう週末に111.5...
コロナショックと並行して動くWTI原油価格の作為的下落
18日のNYタイムはやはり予想どおりさらに米株が下値を模索する展開となりNYダウは一時また2000ドルを超える猛烈な下落を示現することとなりました。瞬間的には1万9000ドルすら割りかねないところまで下押しすることとなりましたが、多少は戻す動きとなりぎりぎり2...
とうとう始まる米国の財政出動フェーズ
米国株式市場はムニューシン財務長官が日本円にして80兆円近い財政出動を実施し景気を下支えすることを示唆したことからまたNYダウで1000ドル以上の上昇を示現して相場を終えています。金融当局が緩和措置を出しつくしたこともあり、いよいよ世界的に政治が主導で景気を支...
中央銀行バブルは中銀では解決できないという厳しい状況
昨日原稿を掲載しました後にFRBも日銀も前倒しの緩和措置を実施することになりましたが、結果はご案内の通りでNYダウは東京タイムからサーキットブレーカー発動で、日経平均も400円以上の下げとなりNYタイムではダウはとうとう3000ドル近い下落で取引を終えています...
FOMCで利下げ実施でも株価が戻る可能性はかなり低い
今週は米国FOMCと日銀政策決定会合が相次いで開催され金融政策が発表されることになります。FOMCでは先日0.5%の利下げが実施されたばかりですが、市場はさらに0.5%ないし0.75%の利下げを織り込んで仕舞っておりどれだけの幅になるのかはわかりませんが、FO...
ドル円急上昇の背景にあるのは損失穴埋めのドルキャッシュ需要
13日のNY市場はトランプ大統領が「非常事態宣言」を発令したことでリスクが明確化したことを好感したのか株価が大幅に上昇し前日の暴落をかなり埋めるような動きになりました。それとともにドル円はまさかの108円台回復を示現することとなり、週初の下落か...
相場に猛烈なボラがでるのは流動性枯渇の証
昨日もこのコラムで振れましたが足もとの相場は株も為替も猛烈なボラティリティを示現しており、もう何が理由で上下に動くのかは動いてみないとわからないという非常に厳しい状況が今も続いています。トランプの減税政策が出たといえば猛烈に上昇、しかしすぐには実行されないかも...
ボラティリティ過多の相場~今週一杯様子見もひとつの戦略
株も為替も一旦の底値をつけた感はありますが、その後の動きはかなりボラティリティの大きなもので、やはり迂闊に相場にエントリーしても損を出しかねない状況です。引きで見ればドル円は確実に値を戻した状態10日から11日の早朝に至るまでのドル円は、ざっくり言えばとうとう...